学習の為のリンク集と覚書(工事中)

[言語科学と経験科学]
Linguistics
https://en.wikipedia.org/wiki/Linguistics

言語学という学問についての導入。

英語版ウィキペディアが充実している。

また、言語学グロス(用語略)は英語由来が多いので基本的には英語での学習、補助的に日本語という学習法がいいと思う。

歴史的に構造主義言語学が盛んだったフランスやフォルマリズムというソシュール言語学の系譜の潮流があったロシアの言語、文化の知識など様々な言語が役に立つことがあるから、使用する言語は言語学という分野の中で自分がやりたい目的に応じて柔軟に変えていい。

 

History of Linguistics - ppt video online download

わかりやすい言語学の歴史についてのサイト。

方法論について学ぶ。

世界の伝統的な言語学から現代の応用言語学までを短く紹介。

大雑把に、

文法の規範(ルール、こうあるべきと定めたもの)を記述する規範言語学から、

歴史言語学や比較言語学といった言語や言語文化を保存する記述言語学に、

記述言語学から理論的、演繹的、構造的なアプローチの理論言語学構造主義生成文法)に、

という推移がある。

また、理論言語学の成り立ちにおいては、構造主義哲学や数学基礎論の数学的構造などとも関係がある。

この記事では構造言語学言語哲学に興味があるのでその方向に記事を書いていく。

 

Chomsky hierarchy

https://en.wikipedia.org/wiki/Chomsky_hierarchy

次の形式言語の階層の基礎となったチョムスキーのアイディア。

計算可能性論とも関係する。

以下がチョムスキーヒエラルキーである。

0型文法(チューリングマシン)

1型文法(文脈依存文法)

2型文法(文脈自由文法) 

3型文法(正規文法)

計算可能の定義であるチューリングマシンをゼロ型文法とし、

階層が降るにつれ規則が付加されていく。

 

 

 

形式言語の階層

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BD%A2%E5%BC%8F%E8%A8%80%E8%AA%9E%E3%81%AE%E9%9A%8E%E5%B1%A4

なぜか日本語版しかなかったウィキ記事。

チョムスキーヒエラルキー形式言語一般に敷衍したもの。

形式言語の階層形式言語の包含階層で、計算理論や形式言語学などにおいて研究される。計算複雑性理論記述計算量複雑性クラスとも密接に関係する。1956年に発表されたチョムスキー階層に始まるが、その後の(主に計算理論とその周辺分野での)研究により、一般化・細分化が進められた。また、この包含階層の一部を可算個に分ける階層も幾つか知られている(記事内より)

 

句構造と依存構造について
https://www.jstage.jst.go.jp/article/pjsai/JSAI2012/0/JSAI2012_4K1OS29/_pdf

現代言語学の形態統語論を学ぶ為にまず句構造文法と依存文法を学ぶ。

どちらも言語の分析として、離散数学グラフ理論を応用する。

名前がややこしいが依存構造や依存文法と文脈依存文法は直接の関係はない。

句構造文法は形式言語階層でいう文脈依存文法または文脈自由文法のみをさす。

一方、依存文法は動詞を文の頂点におき、依存関係で要素間の関係を説明する。

蛇足、余談だけどうちの近所にこの記事を書いた産総研本部がある。産総研施設内の地質標本館というところが無料で開放されててしかもなかなか面白いのでオススメ。


Dependency grammar
https://en.wikipedia.org/wiki/Dependency_grammar

依存文法について。

日本語版同記事は文量が少なかった。


Phrase structure grammar
https://en.wikipedia.org/wiki/Phrase_structure_grammar

句構造文法について。


自然言語処理(句構造解析)
http://www.phontron.com/slides/nlp-programming-ja-10-parsing.pdf
Universal_Dependencies
https://en.wikipedia.org/wiki/Universal_Dependencies
Universal Dependency に基づく多言語処理の共通化
https://www.anlp.jp/proceedings/annual_meeting/2016/pdf_dir/C7-4.pdf

質的研究と量的研究
https://www.cscd.osaka-u.ac.jp/user/rosaldo/150321Qapr.html

神経心理学の歴史
http://www.chugaiigaku.jp/upfile/browse/browse340.pdf
神経系
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E7%B5%8C%E7%B3%BB

言語中枢
https://bsd.neuroinf.jp/wiki/%E8%A8%80%E8%AA%9E%E4%B8%AD%E6%9E%A2
身体図式
https://bsd.neuroinf.jp/wiki/%E8%BA%AB%E4%BD%93%E5%9B%B3%E5%BC%8F

[数学基礎論言語哲学]
写像
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%99%E5%83%8F#:~:text=%E5%86%99%E5%83%8F%EF%BC%88%E3%81%97%E3%82%83%E3%81%9E%E3%81%86%E3%80%81%E8%8B%B1%3A,%E7%94%A8%E3%81%84%E3%82%89%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%81%93%E3%81%A8%E3%82%82%E3%81%82%E3%82%8B%E3%80%82
空間
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A9%BA%E9%96%93
数学的空間
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A9%BA%E9%96%93_(%E6%95%B0%E5%AD%A6)
圏論構造主義
https://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/bitstream/2115/51910/1/002_FUKAYAMA.pdf

言語学の理論的研究を阻害する諸バイアス
https://ir.library.osaka-u.ac.jp/repo/ouka/all/73698/sjlc29_044.pdf
認知言語学と哲学
http://www.ls-japan.org/modules/documents/LSJpapers/journals/144_sakai.pdf
言語の起源
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A8%80%E8%AA%9E%E3%81%AE%E8%B5%B7%E6%BA%90#cite_note-114

 

[芸術及びポスト構造主義と現代神学]

 

幽霊

乱雑性が増大するという原理によって、オブジェクトの喪失は常に起きている。
対自的な自己の認識をやめたとき、表出していない自己は死んでいるし、ラカンの寸断された身体のように対自的な認識や社会からのオブジェクトとしての認識がなければそもそも自己は存在し得ない。
記憶は代謝で削げ落ち、忘却される。

目の前にあるリンゴを食べたとき、そのリンゴというオブジェクトそのものは消失するが、リンゴというシニフィアンシニフィエも、"過去にあった"という修飾語が付加されるさけで大きくは変化しない。

このとき、人間は稀にオブジェクトの喪失に耐えられなく、
"過去にあった"という修飾語を度外視し、現状の誤認して幽霊を生む。
また、創作上の人物というのもこれにより発生する。

演劇

言語という差異の構造の中で、社会からの反応によって私という記号に拘束され得るシニフィエの像は形成される。
私という名の肉塊、炭素化合物はその形成された像の近似を演じる。
(しかし、近似と言っても言わずもがな世界には近似しかない)
私の本質はここに文字を入力している肉塊ではなく、私を含めた社会の、忘却と想起の狭間で揺らめく私というシニフィエ、像である。
故に名前のついたオブジェクトは、完全に社会によって忘却されない限りは不滅である。

これまでありとあらゆるシニフィエが同一であったことって一度もない。
同一やトートロジーも嘘だ。
ある記号が同一であり続けることが不可能であるということが多くの問題を生んでいる。

昨日の発話における
リンゴ のシニフィエ
今日の発話における
リンゴ のシニフィエ
同一でないならば(例えばリンゴが可算的か、劣化しているか、特定のリンゴであったか、単数か複数かなど)プロトコルが成立しない。

これは本来単一的である世界を分節して、差異による構造を構築しているから発生するもので、太極図にあるように黒は白になりうるし、白は黒になりうる。
この二項対立の動きはデリダ脱構築という言葉で同じことを言っている。

ここから敷衍するに、
我々は本来死んでもいないし生きてもいない。
なぜなら生死の二項対立は虚偽だから。

言語という差異化構造を"道具"とするのであれば、生死はどのようにでも定義できる。
シニフィアンに拘束されるシニフィエが同一であることがこれまで一度も存在しなかった、もっと言えばシニフィアンという言語学的な形態すらも通時的な変化に晒されるのであれば、シニフィアンシニフィエはどのようなものでもいいはずだ。
これにより人間は死や、あらゆる言語的なしがらみや喪失から解放される。

タイムスリップする方法

※まず始めに、これは時空を歪ませるといった素朴実在論によった物理学的発想ではなく、現象学的な認識的転回と情報科学的な情報処理技術によるものであると断りを入れておきます。

 

【"時間"の認識と定義】
前提として世界はエントロピー増大の法則と遺伝的なアルゴリズムに従い高い乱雑性から低い乱雑性に秩序立てようとする性質の狭間を推移し続ける"状態"であって、多くの人の素朴な観念上に実在する過去→現在→未来というスタティックなオブジェクトの推移ではない。

これはあまりにスタティックなので撤廃する。

スタティック/ダイナミックの差は相対的にエントロピーが低いか高いかに還元される問題である。
"スタティックな過去"と"スタティックな現在"は実在せず、"ダイナミックに未来に推移し続ける現在およびその無意識"のみが実在する。

故に、未来と過去はそれに基づき行動が発生するという意味においては同質である。


また可能世界は観念上にのみ実在し、その量は常に変化する
可能世界や現象(phenomeanon)は伝統哲学上の認識論における物自体(noumenon)と対立するものではなく、あくまで世界は全て観念の中に統合され、喪失と想起を、無意識(忘却の狭間、unconscious)と意識(conscious)の中で繰り返す。
故に過去のスタティックな素朴実在を想定するタイムスリップの案は撤廃する。

【世界の定義】
議論領域を観測可能な知識体系の、特定の変域とする。
生物の恒常性(homeostasis)とはつまり、常に無意識の特定の変域(例えば差異的な構造の中にある単語など)に想起によってタイムスリップし続ける機構である。
(言い換えれば恒常性を持つ生物は常に特定の観念上の時間にタイムスリップし続けているということになる)

【方法】
無意識における特定の変域の構造を情報化し、恣意的に満足しうるオブジェクトに構築する。
過去へ→情報的に喪失されていない構造の近似を構築
未来へ→現状の技術における未来予測(古典力学的な因果(ラプラスの悪魔的な)、カオス理論、量子力学を加味)をオブジェクトに構築

#より厳密な方法論には技術的課題があるとして、まずこういった認識論的なパラダイムリテラシーとしない限り技術的にもタイムスリップの実現は難しいだろう。

なぜなら過去や未来の実在性の確信は素朴実在論による宗教的なバイアスだから。

Entropy in language

High entropy terms should have low hierarchical structures.

On the other hand,

Low entropy terms should have high hierarchical structures.

Technical term has low entropy's morpheme.
 
Morphemes of low entropy can be related to objective memory.

Then, High entropy's can be related to locative memory.
 
In cognition,

Object is static and location is dynamic
 
Human's strategy can be tipificated to two.

1. Locational

2. Objective

Locational strategy can have many possible world(choice)

Objective strategy can treat information hierarchically(If so, the strategy can choice logical one)